”ハブが異常増殖”なんて無い!

鵜呑みにする人はいないと思いたいのですが、あまりに酷い記事なので反論しておきます。

SPA!:ハブ異常増殖で揺れる奄美大島の人間模様

70日間という観測史上最長となった昨年の梅雨の影響もあって、島内のハブが異常発生。

おいおい!何で長梅雨の影響でハブが異常発生するんだよ。そんなこと聞いたこと無いゾ!

ハブが異常増殖って聞いたこともないので、念のため、奄美の自然に詳しい、奄美の森をフィールドワークとしている知り合いに確認しました。この方は大学の亜熱帯研究所でハブの研究をしている方とも親しい方です。

数年前にシイの実など木の実が豊作の年がありましたが、その翌年あたりにハブの産卵数が増えたということはあったそうです。つまり、木の実が豊作→ネズミが増える→ハブが捕食し卵をいつもより多く生む、のではないかということでした。

さらにこの不景気の影響でハブ捕りをする人が増え、それで昨年あたり1年から2年ぐらいの小さなハブが捕獲されて多く役所に持ち込まれているそうです。

つまり、ハブが異常に増えたのではなくて、ハブを捕る人が増えただけ。

実際、「夜の野生生物観察コース」で夜の森をご案内していますが、昨年はいつもよりハブを見ることは少なく、ハブ捕りらしき車がバンバン走りまわっていました。

しかも、この記事、後半が酷いですね。再度読んでて、怒りを覚えるというより悲しくなりました。

前半記事の部分にアドレスがある(姑息なことにアドレスが書いてあるだけでリンクにはなってない。こちらです。)のですが、地方スナックの取材で屋仁川のスナックで聞いた話を元にこの記事を書いてるんですね。
そんな取材だけで、奄美の社会問題みたいな記事にしてほしくないです。(屋仁川のラウンジやスナックが紹介されてますが。。。。)

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