奄美の自然は蘇ってきているのでは?

 昨夜は、奄美の妖怪であるケンムンを信じている人の集まり=ケンムンが住むような自然を残そうというケンムン村の例会に参加してきました。
 伐採問題に端を発した「奄美の自然と景観を守る会(仮称)」を昨日の11団体集結で提案しましたが、活動が始まった場合にケンムン村も賛同していただけることになりました。
 色んな島の団体に賛同を呼びかけていきたいと思います。

 ケンムン村の例会でも昔から今の奄美の自然の動きについて話がでましたが、今日の南海日日新聞にもタイムリーなことに「ホンダワラが自然繁殖 藻場復活の手がかりに」という記事が出ていました。
 場所は伐採予定地の近く、チップ工場建設予定の山間集落のとなりの集落である、奄美市住用町の戸玉集落です。
 ホンダワラが自然繁殖して藻場が復活するということは魚介類の産卵場やウニの餌場となるので海の生き物たちには重要な役割を持つのです。
 記事によると2006年に戸玉沖を流れていたホンダワラを港の係留ロープにつるしたところ、それから増えてきたとのこと。住用湾の水質が良くなってきたからではないかと考えられているそうです。

 考えてみると住用村三太郎峠にはここ数年、植物が勢いを増している場所が2箇所あります。西仲間側入口のウジルカンダと東仲間側のモダマとウジルカンダです。
 三太郎トンネルが開通したのが平成元年。それから三太郎峠は交通量がほとんどなくなったのですが、ようやく20年近くかかってたくさんの花が咲き、実をつけることができるようになったとも考えられます。

 住用湾戸玉だけでなく、奄美の他の海岸でも、昔はホンダワラがたくさん生えていて魚介類やウニなどもたくさん生息していたのですが、数十年前から開発に伴なう赤土流出などで姿を消していました。
 この赤土流出は道路や護岸工事だけでなくて伐採も関係していたのではないでしょうか。
 伐採から数十年かけて奄美の深い森が蘇ってきたと同時に水質もよくなり、栄養分がたっぷりと海に流れ込んできてホンダワラも復活してきたのかもしれません。

 またサンゴの白化現象というのもありましたが、これは台風が少なくて水温が上昇したためと言われています。
 しかし、伐採や開発による赤土流出によって弱っていたサンゴがさらに水温上昇という過酷な条件でついに白化したとも言えるのかもしれません。

 いずれにしてもこの藻場の復活は伐採によって再び失う危険があるということだと思います。
 伐採されたらどうなるのか過去に一度やってしまったことです。その時に何が起きたのか。たくさんの方から話を聞いてみたいとも思いました。

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