らんかん橋

蘭館橋
らんかん橋

 奄美のシマ唄で有名な曲の一つとして「らんかん橋」というのがあります。
 いつも夜になると一目を忍んで恋人に会いに来ていた女の子が、
大水が出て、橋が流されてしまったので、 渡ることができず、彼氏に会えなくて、泣く泣く帰ったよ。というのが、元唄です。

 この「らんかん橋」は何処かということを、先日(9/23)に鹿児島大学が行った「第3回 環境文化シンポジウム 名瀬のむかし、奄美大島のこれから」で登壇した高梨さんが、屋仁川通りの”らんかん山”の登り口に小さな”蘭館橋”という橋があり、そのことだよと、 熱く語っていましたが。

蘭館橋
らんかん橋

 1枚目の写真の左側のらんかんに「屋仁川」とありますが、「屋仁川通り」の屋仁川にかかった橋です。
 渡った山すそには黒糖焼酎「龍宮」の富田酒造さん。
 その左から「らんかん山」=「蘭館山」があり、この近辺には白糖工場が作られ、その技師として招かれたオランダ(阿蘭陀)人技師の館があったのです。
 そのオランダ人技師と女中として勤めていた地元女性の恋唄を唄ったのが「らんかん橋」ではないかと考えられています。

シンポジウムのチラシ
シンポジウムのチラシ
名瀬のまち いまむかし
名瀬のまち いまむかし

 このシンポジウムの行われた日の午前中には「名瀬の街散策 ニシ・ヒガシ」というのが行われ、この場所近辺も散策したそうですが、これは左の「名瀬のまち いまむかし」という書籍をベースに行われたものです。
 ところが残念なことに出版社の南方新社のサイトを見ると販売終了となっていました。貴重な資料です。もし興味のある方はAmazon等の通販サイトで購入を急いだほうがいいと思います。

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