生物/アマミノクロウサギ

分類
ウサギ目ウサギ科
大きさ
420〜510mm
分布
奄美大島、徳之島
加計呂麻島請島与路島にはいません)
指定
絶滅危惧ⅠB類(EN)、国指定特別天然記念物、国内希少野生動植物種
01.アマミノクロウサギ1.jpg

                        Photo by Koshima

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特徴

 アマミノクロウサギ(奄美野黒兎)は500万年前から160万年前から変わらない、ウサギの仲間では最も原始的な種とされています。
 耳が短く、尻尾も短くてほとんど見えません。
 足も短くて大きく飛び跳ねることはできなくて、ピョコピョコと跳ねるだけです。
 独特の鳴き声で鳴くことがあります。

生態

 沢沿いの斜面などに鋭い爪で巣穴をつくり、昼間は巣穴の中にいます。
 夜になると見通しのいい広場や道路上に出てきて、ススキは木の葉などを食べています。
 子育ては巣穴とは別に子育て専用の巣穴をつくり、その中で出産します。
 通常は入り口を塞ぎ外敵から隠しておいて、1日から2日に1度の授乳の時だけ掘り返します。

 大陸では絶滅してしまったこの種が肉食獣などの天敵がいなかったために古い姿を残したまま生き延びたと考えられています。
 しかし、生息域である森林の伐採や1970年代後半にハブ対策として持ち込まれたマングース?に襲われるケースが増えたために数が減ったと考えられています。
 現在では奄美野生生物保護センター?が中心となってマングース?駆除対策が行われ、以前よりは観察できる機会が増えてきています。

 マングース?に襲われることは少なくなりましたが、近年増えてきているのが車に惹かれてしまう事故(輪禍)です。
 林道や国道・県道の山道に夜間出てきたアマミノクロウサギに気づかずに轢いてしまっているのです。夜間の走行には十分注意してください。
(参考:道路事情

 ”アマミノクロウサギを見たい”という場合でもいきなり夜の山道を単独で入るのは危険が伴います。
 是非一度はツアーに参加してください。

添付ファイル: file01.アマミノクロウサギ1.jpg 2365件 [詳細]
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Last-modified: 2010-06-12 (土) 17:44:30 (2742d)