チップ工場企業側が奄美市に説明

 昨日(5/19)の南海日日新聞と奄美新聞で報じられましたが、18日にチップ工場を計画している奄美チップセンターの親会社、大東海運産業が奄美市にチップ工場・森林伐採計画の説明を行いました。

 説明で提出された資料はA4一枚。これは山間集落での説明会とほとんど同じ内容です。
 同時に伐採予定地が示された地図が提出されていますが、伐採予定地となっているのは瀬戸内町節子から嘉徳、住用町青久の一帯と、住用町西仲間集落の上、三太郎峠一帯です。

 紙面に掲載された企業側の説明であきれたのは次の発言。

 環境保全の責任は伐採業者にある。われわれは業者を指導する立場

 あれだけ加計呂麻や山間での説明で伐採に関して直接言及していたのに、なんでしょうね。この発言は。
 では、伐採業者というのは誰でしょう。

 説明は非公開で奄美市側からは関連部課の約20人が説明を受けたそうです。また、市側は次のような要請をしていますので、かなり深刻に受け止めているのでしょう。

 「天然記念物関係の文化財調査は30日では無理。国定公園といっても海岸線がほとんどで、山を中心とした環境保全重要地域の国立公園かはこれから」と指摘。「生物の多様性から正解的に注目されている奄美の自然を世界自然遺産登録しようと国や県と市町村で取り組んでいる。今、伐採されたら環境への影響は大きく、自然遺産登録は厳しくなる。土地の利用と保全計画の策定や遺産登録まで待てないのか。環境省とも協議してほしい」と要請した。

 奄美市には慎重な対応を望みたいのですが、もし業者の狙いがチップ工場ではなく、国立公園化や世界遺産登録を睨んでの恫喝だとしたら業者の思う壺なのかとも思ったり複雑な心境です。

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5/14は鹿児島で、5/16は東京で

 まずは加計呂麻の伐採問題を考える集まりのお知らせです。
~加計呂麻の自然を守ろう~森林伐採に反対する加計呂麻住民の会:カケロマアクション514イン鹿児島を開催します!

5月14日(金)午後7時から鹿児島市中央公民館にて、加計呂麻の森林伐採問題を中心に、自然保護や離島の過疎化高齢化、経済や産業の問題などを考える催しを行います。

 加計呂麻だけでなく奄美のことを考える集まりになるようです。関心のある方は是非。

 そして5月16日は東京で「夜ネヤ」です。
夜ネヤ、島ンチュ、リスペクチュ!
 豪華出演者も続々決まっているようです。
 こちらも是非!

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屋久島で実績「廃家電品・廃車の島外持ち出し」とは?

 昨日の「チップ工場問題は奄美全体に」で疑問を感じた、”不要な家電品や車の回収。屋久島でもやっている”という点について調べてみました。

 すると次のような資料がネット上にありました。
AMAMI News Letter NO.5
 この中の「島嶼部における環境ガバナンスー廃家電の収集運搬費用軽減に向けた取り組み-」というレポートに屋久島の屋久町の事例があります。(太字はこちらでつけてます。)

一方屋久島の屋久町では、木材チップ運搬船を利用した取り組みが行われている。
発端は廃家電ではなくて、廃自動車をどう処理するかということであった。
廃自動車の運搬手段として白羽の矢が立ったのが、木材チップ運搬船。屋久町において木材チップは貴重な移出品であるが、木材の取り扱い量の減少に伴い、チップの生産量も長期低落傾向にある。
屋久町では木材チップを安房港から鹿児島港まで輸送する大東海運の貨物船に空きスペースがあることに着目し、大東海運と交渉。
同社の社長が屋久町出身であったことも幸いして、廃自動車を-台当たり8千円という低コストで搬送できることになった。
屋久町では「放置自動車の防止及び適正な処理に関する条例」の施行(平成12年4月1曰)とも相まって、放置自動車数も減少傾向にある。
廃家電についても、法施行の平成13年4月から木材チップ運搬船の活用による処理システムを採用。安房港にあるチップセンターの中に廃家電の受付事務所を設置した。
これにより運搬費用を低価に押さえ、その1/2を町が補助することにより、所有者がチップセンターへ直接持ち込んだ場合の負担は次のとおりになっている。

(P14末尾よりP15前半)
 なお、この屋久町の補助は平成16年に財政上の問題により廃止されています。
 また、屋久町は合併により屋久島町となっています。残念ながら屋久島町のホームページでは家電リサイクルに関しての情報を見つけることができませんでした。

 加計呂麻島での説明会でも山間の説明会でも廃家電や廃車の処理をしますという説明ですが、具体的に無料なのか家電リサイクル料金はどうなるのかがあやふやなままでした。
 しかし、上記の屋久町の場合ですと、通常料金からどれだけ安くなっているのかわかりませんが、チップ運搬船を利用することで安くし、さらに町の補助をうけることで運搬費用を安くするという方法です。家電リサイクル料金は別だと思います。

 住用町のある奄美市のホームページや加計呂麻島の瀬戸内町のホームページを見ると、(財)家電製品協会の助成金により運搬費用を抑えるようにしています。
 これとどれぐらい違うんでしょうか。
 チップ工場ができることのデメリット(交通量の増加など)に対して運搬費用が安くなるということだけであれば、全然見合うものではないと思うのです。

 離島における家電リサイクル料金は運搬料という問題があり、不勉強でもう一つ踏み込めないので、もうちょっと勉強してみます。

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チップ工場問題は奄美全体に

 昨日、住用町山間集落でのチップ工場住民説明会についてTwitterで山間集落にお住まいの方から質問があって、単に「観光」といってもわからないなということで、ちょっと考えをまとめようかと考えていました。
 しかし「チップ工場」とか「伐採問題」というキーワードばかりでうんざりなので、改めて「環境観光」というカテゴリを作りました。

 残念ながら昨夜行われた住民説明会の内容があまりにひどいので、「環境観光」については後日にします。
 
 昨夜の住民説明会は、やはり山間集落の方のみが会場に入ることができ、マスコミすら入れなかったようです。
 しかし、外で聞くのはかまわないということで地元新聞2紙は来てたようですが、残念ながら、南海日日新聞が社会面トップに記事を出しているのみです。
 記事によると工場で使用する原木は加計呂麻島から始めるそうです。
 ありがたいことに、知人が録音してくれました。

 約1時間半の内容ですが、前半の大東海運側の説明や質疑応答に関しては後述するとして、説明会の最後に大東海運(あるいは関係者?)の次の発言には呆れてしまいました。

瀬武の集落では反対者は一人もいない。だけど周りの枝手久島の反対運動していたのが加計呂麻に追いやられていって反対運動、またIターン者や観光協会にも入っていない者が観光協会を名乗って反対してるだけであって、瀬武集落の人たちはかわいそうだった。

 つまり、1)加計呂麻島の瀬武集落には反対者は一人もいない。2)枝手久島の反対運動を扇動した人が加計呂麻島に追いやられて反対運動をやっている。3)Iターン者や観光協会にも入っていない観光関係を名乗る者が、観光協会と偽って反対運動を行った。4)瀬武集落の人たちはチップ工場を作って欲しいのに反対運動のお陰でかわいそうなことになってしまった。ということです。

 枝手久島の反対運動というのは無我利道場のことを指しているのでしょう。詳しく知りたい方はWikipediaをご覧ください。

 加計呂麻島のチップ工場問題について地元・加計呂麻島の瀬武を中心に反対運動なんかなくて無我利道場の時のように地元の一部の住民であるIターン者が混乱を持ち込んだと山間の人たちに吹き込みたいということが明らかです。

 上記のことは加計呂麻島のチップ工場問題・伐採問題に関心にある方は事実無根なことはお分かりだと思います。
 ~加計呂麻の自然を守ろう~森林伐採に反対する加計呂麻住民の会(以下、住民の会)のホームページにある会の会長は芝集落の区長さん、地元の方です。
 反対運動を支援している方にIターンの方はいらっしゃいます。しかし、同じ加計呂麻島に住む住人として声をあげることもできるのですが、まずは元々の住民の方々の声を大事にして、その上であれだけの反対署名が集まったのです。
 そのことを知らないのでしょうか。知ったうえでならなおさら山間集落の方々を欺こうとするだけでなく、加計呂麻島の住民の方々にも失礼な話です。
 もっとも、「加計呂麻島は死んでいる」と発言するような人たちです。
 とてもきちんとした説明会をするとは思えません。

 実際に大東海運の顧問は次のようにも先の発言の直前にしています。(要約)

 加計呂麻の松くいの木を砕けば松くい虫はいなくなる。薬剤より効果がある。
 加計呂麻の伐採はやる。瀬戸内町長がはっきり言った民と民の契約だから介入しない。
 ということは切ってもいいということ。
 まずは加計呂麻の伐採からやる。
 山間に工場ができてよかったというのを加計呂麻に見せてやりたい。

 ”松くいにやられた木を砕けば松くい虫はいなくなる。薬剤より効果がある。”って、松くい虫がどんな虫かご存知なんですかね。
 なぜ駆除対策としてその場で薬剤燻蒸しているのか知らないんでしょう。

 突っ込みどころはたくさんありますが、説明に対して質問で食い下がる住民の方も多く、山間集落の方々も懐疑的に見ているようです。
 説明内でいくつか疑問点を挙げます。

 不要な家電品や車の回収。屋久島でもやっている。

 これ本当なんでしょうか。家電リサイクルの離島に関する問題で聞いたことがないのですが。屋久島で実態をご存知の方は教えてください。

 水質汚染について宇検村で樹液の流出による公害は無い。

 加計呂麻島での説明会でも同様の説明で宇検村を事例として出していました。問題が起きてないのではなくて調べてないだけではないでしょうか。

バーク(樹皮)から肥料を作る。余剰は宮古・石垣・大東島など沖縄に持っていく。

 水質汚染に関連してですが、水は一切使わないし剥がした樹皮は肥料として提供、余った樹皮も肥料の材料として沖縄に持っていく、これまでも実績があるという説明でしたが、これも本当なんでしょうか。

 バーク(樹皮)は月に300トン出るだろう。製紙会社が燃料としても利用している。

 沖縄に肥料の材料として持っていくと言った後に製紙会社の燃料として利用と言っていますが、本当なんでしょうか。

 なにかとすると屋久島での実績を持って水質汚染や騒音、バークの処理をあげるのですが、本当にやっているのか疑わしいことばかりです。

 説明会の冒頭では”この場で全部聞いてください。帰ってからあれはどうだ、これはどうだと言わないように”と言っていました。
 この説明会をもって地元説明は終わり、後で文句いわないでねということなんでしょうね。

 とにかく、最初に書いた発言が工場側のスタンスだと思います。そんなスタンスでの説明、質問に対する回答は信用できないと感じました。

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快晴なので日向は暖か…

快晴なので日向は暖かくなってきたけどやっぱり風が冷たい。#amami ブログ更新しました。FriendFeedやめようかな。WordPressのプラグインの機能を使うか。

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大東海運が加計呂麻の次は住用を狙ってる

 以前から噂は聞いていました。”住用町にも伐採の申請がだされたらしいよ”と。
 まさかと思っていましたが、知り合いから”明日(29日)、大東海運が住用町の山間集落の公民館で夜7:30から住民説明会を行う”と連絡があったのが昨日(28日)の朝一番。
 これは行かねば、と思っていたら、お昼すぎに連絡があり急遽今日に変更になったということで、知り合いと慌てて山間へ向かいました。

 公民館はどこだ、名瀬から関心のある人も来てるはずだから車が並んでるだろうし、公民館の明かりを目指して行ったのですが、集落は静かです。
 探し当てた公民館は真っ暗です。
 近所の方にお聞きすると、19時頃に集落放送で明日(29日)に予定通りと案内があったとのこと。

 でも、公民館の中には椅子がきれいに並べられていたところを見ると、1日早める予定にしてたのかも知れません。

 急遽、予定日の前日に変更になったという段階で、集落外の人は会場に入れてくれないだろうなとは思いましたが、そうくるかという感じを受けました。
 1日早めるという情報は確認してみるとかなり確かなところから流れてきたようですので、ガセでもなかったようですし。
 あらためて知り合いに確認をとったところ、やはり最初の予定通り29日の夜7:30から、山間公民館で行われるとのこと。しかし部外者は説明会場には入れない。外で聞くのはかまわないということでした。

 今日の説明会には無駄なトラブルになるだけのようなので参加しません。そもそも部外者以外入れないということは山間集落の方でも入れないということもありえそうです。

 噂のレベルなので詳細は書きませんが、伐採予定地の場所や規模によっては景観や生態系にはかなり大きな影響が出そうです。
 なるべく情報を集めて、今後の推移も見守りたいとおもいます。

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@YamashigiDo 区長さんの

@YamashigiDo 区長さんの話は日程確認のさいに伝わってきました。公民館には誰もいませんでした。

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晴れてるけど、そのぶ…

晴れてるけど、そのぶん肌寒い朝。連休初日なのにテンション低め。#amami

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変更の情報は新聞社の…

変更の情報は新聞社のようです。公民館内は椅子が並んでたので再度変更したのかも。区長は部外者は入れないと言ってます。#savekakeroma

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現在、山間ですが、誰…

現在、山間ですが、誰もいない。やはり明日のようです。

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