全労済ふれあい講座

 昨日は全労済さん主催の「全労済ふれあい講座」のツアーで午前中は金作原原生林、午後は加計呂麻島へ行ってきました。
 通常、こんな組み合わせはしませんが、昨年の同じ時期にこのツアーを催行していて、好評につきどーしても行程に入れたいという全労済さんの強いご希望で朝8時出発で組み込みました。
 お天気はあいにくの雨、朝の8時に市内のホテルを出発して金作はrへ。金作原では東からの強い風に雨が吹きつけてちょっと大変でしたが、お昼の12時に古仁屋港につくと小雨。
 なんと加計呂麻に渡ると雨があがりました。
 渡連で昼食→安脚場→徳浜→諸鈍→呑之浦と諸鈍の姉さんもお手伝いいただいてご案内。
 諸鈍のリリーの家のお庭はきれいに切り開かれていましたが、その石垣の隙間からはベゴニアが可愛い花を咲かせていました。

送信者 島内めぐり

 呑之浦からは潮もちょうど上がっていたので浜から海上タクシーへ乗船。なかなかできない体験ですよ。皆さんおっかなびっくり。

送信者 島内めぐり

 海上タクシーが大島海峡を走っていくと加計呂麻は霧雨に覆われていきました。
 古仁屋につくとこちらも霧雨。
 まるで加計呂麻を廻る間だけ雨が遠慮してくれたような加計呂麻ツアーでした。
 今日は一転して晴天。ふれあい講座の皆さんを午後からマングローブカヌーへご案内してきます。


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「加計呂麻島は死んでいる」だと!?

加計呂麻島のチップ工場の話題ばかりで他のネタもしなきゃいけないのですが、これは見過ごせません。
4月3日に地元のケーブルテレビ(奄美市をカバー)で放送された「情報便DX」という番組の中で、チップ工場建設計画を進めている企業である大東海運産業の特別顧問の岩崎達雄氏がインタビューに応えていますが、あまりにもシマの人をバカにした内容です。
「~加計呂麻の自然を守ろう~森林伐採に反対する加計呂麻住民の会」(以下、住民の会)の方がブログに書き起こしていますのでご覧下さい。全文はこちらです。
岩崎氏の発言に反論しておきます。(太字はこちらでつけたものです。)

今は農林水産省なんかの奨励というのは山を手入れして、切って、新しく芽を出させて、というのが今の保護のやり方なんですよ。

繰り返しになりますが、山の手入れをしなければいけないというのは、人工林の場合。しかもチップ用の伐採となれば手入れではなくて皆伐になります。これはこれまで島内で行われたチップ用の伐採地を見ればわかること。

うちらが言いたいのはですね、■■(宇検村?)にハゲ山になった山がありますかと。ないですよ。

この発言からして宇検村の伐採地を見てもないでしょう。あれをハゲ山と言わずなんというんでしょう。

何で加計呂麻は反対なの?と。ふる里100選(にほんの里100選)に選ばれたようなことを言われるわけですよ。今のままではふる里100選(にほんの里100選)に選んだ人の顔を見てみたいというのが本音ですよね。

木を切ることしか頭にない人にはこう見えるんでしょう。なにをもって「にほんの里100選」に選ばれたのかも知らないのでしょうね。

あの島、死んでますがね。年寄りと、秋の状態。

シマをバカにするにもほどがあります。なんて失礼な発言なんでしょう。
この瀬武の森を見てください。(今年3月の瀬武の森です)。どこが死んでますか。

だけど、今反対をされている方は、自分にメリットの何も無い人ばっかしなんですよ。
山を持ってない、働けない、よそからの入植者でしょ。そういう人ばっかしですがね。

これもシマの人をバカにしている発言です。加計呂麻の自然が暮らしが無くなる、自分たちが築いてきた環境が無くなるから反対してるということを理解していない。加計呂麻の暮らしを理解していない。上からの目線ですね。

怒りにまかせて書きましたが、この方と取り巻きの方々はネットをまったく見てないんでしょうね。
どんな情報を地元の人たちが持っているのかしらないのでしょう。
住民説明会がビデオ収録され文字起こしされて皆が読んでいること、今回の発言もネット上で皆が知ることができるということを考えての発言とも思えません。

ただ、多分無理だろうとは思いますが、反対派に対する賠償請求については少し気がかりです。どなたか法律に詳しい方、今回のケースで賠償請求できるものかどうか、コメントを本ブログもしくは住民の会のブログにお願いします。


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道の島交通バス時刻表ダウンロードできます。

4月に変更のあった道の島交通のバス時刻表ですが、路線の時刻表を「ぬ~でん」からダウンロードできるようにしました。

ご利用下さい。

なお道の島交通さんの本社には公衆無線LANのFONが設置されたようです。担当の方が不在でしたので詳細は後日アップします。



青いイシカワガエル

Twitterの@hiutorikaiさん経由の@t_abeの記事で知ったのですが、沖縄県で青いイシカワガエルが発見されたそうです。

実際にどんな色なのかは下の記事をご覧下さい。通常のイシカワガエルと並べてあるのでわかりやすいです。

産経ニュース:日本一よりもっときれい? 青いイシカワガエル発見

でも、気になったの記事の後半部分。

イシカワガエルは、沖縄本島と奄美大島にしか生息しない日本固有種。住田教授は「青い体色が子孫に遺伝する形質なのかどうかを現在調べている。遺伝すると確認できれば、計画的に繁殖させ、より美しい青いイシカワガエルを将来に残せる」と話している。

いや、これはやっちゃいけないでしょう。
イシカワガエルの色は沢の岩に擬態しているわけで人にきれいに見せるためではないです。
青かったら鳥とかにすぐ見つかっちゃいますよ。自然界では生きていけないでしょう。
人工飼育するにしても、”美しい青いイシカワガエルを将来に残せる”って人間のエゴでしかありません。



沈静化なんてさせないゾ! #savekakeroma

昨日の南海日日新聞の記事に続いて、今日の奄美新聞にもチップ工場の「一時撤退」の記事がありました。
加計呂麻の方とのメイルのやり取りや「奄美・加計呂麻なんでもありBLOG」さんが指摘するように、4/1の南海日日新聞の記事にある”断念”では無いようです。
今日の南日本新聞には東海海運産業のコメントとして以下の記事が掲載されていました。

373news.com(南日本新聞):加計呂麻島のチップ工場建設計画を一時凍結

同社の岩崎達雄特別顧問は「反対の動きが活発になり、取引先にも迷惑をかけると判断した」と説明する一方、「反対運動が沈静化すれば再開もありえる。計画 断念ではない」としている。
(略)岩崎顧問は「賛成派町民の誘致嘆願などを受けての計画だった。資材や土地買収など既に多額の投資をしており、今後は弁 護士とも相談し、法的な対応も検討したい」と話している。

”反対運動が沈静化”って、いたずらに感情的に騒いでいるだけと思ってるんでしょうか。
署名やネット上で指摘されている問題点については知らぬ存ぜぬなんですかね。加計呂麻の方にお聞きすると住民の方が要請して開いた説明会以後、チップ工場側からの説明会の案内は皆無だそうです。

発売されたばかりの「島へ」5月号にも島通信としてこの問題を書きました。

昨夜は奄美テレビの「ほっとけトーク」でも3/31に収録した「加計呂麻島のチップセンター問題を語る」として1時間番組がありました。常田守さんが森の再生について解説してくれています。
今日の色んな情報を「まとめウィキ」にアップしていますのでご覧ください。

まだまだ地道に運動を続けていく必要があります。沈静化なんてさせないぞ。


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加計呂麻チップ工場断念! #savekakeroma

今朝(4/1)の地元紙・南海日日新聞の一面に「加計呂麻チップ工場断念」の見出しが大きく掲載されていました。

記事によるとチップ工場建設を計画していた大東海運株式会社が31日、2月12日に提出した事業計画書の取り下げを申し出「一時撤退したい」との意向を町に伝えたそうです。

同社の特別顧問は南海日日新聞社の取材に対して「島を二分するような自体はわれわれとしても望んでいない」と話したと書かれています。
また、瀬武港に搬入済の工場プラント機材は近く引き揚げるそうです。

とりあえずは一安心ですが、「一時撤退」というのも気になりますし、実際に機材が瀬武港から、・奄美大島から撤去されるまでは油断できないでしょう。

また、不思議なのがこの記事は同じく地元紙・奄美新聞には掲載されていません。
奄美新聞は社会面に同社グループの奄美テレビで今夜7時から放送される「ほっとけトーク」の「加計呂麻島のチップセンター問題を語る」の記事が掲載されているのみです。
また、ネット上でも検索しましたが、この記事は見当たりませんでした。
しばらく推移を見守りたいと思います。


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県大島支庁「奄美ビジョン」策定

今日の地元紙・奄美新聞の一面に掲載されていますが、鹿児島県大島支庁が奄美地域の中長期的(約10年)方向性を示す「奄美地域将来ビジョン」を策定したそうです。

「人と自然が共生する癒し・活力・結(ゆ)いの島づくり」を将来像としています。

詳しくは紙面をご覧いただくとして、記事にリーフレット(千部)、冊子(400部)のほか、全文が県ホームページでも閲覧できる、とあるので見てみました。

奄美だけでなく「地域別将来ビジョン」として策定されています。
奄美に関しては「かごしま将来ビジョン(地域編)」の奄美地域という1つのPDFと、「各地域将来ビジョン」の奄美地域将来ビジョンという複数のPDFで構成されているものがあります。
この二つの違いが何なのかがよくわかりませんが、後者のほうがより詳しい内容なのでしょう。

じっくり読んでみましょう。

タイミングよく、島旅作家(?)の斉藤潤さんのブログ「旅、島、ときどき、不思議」が「長崎で離島振興について考えた(1)」という記事をアップしてます。

「シマを活性化して…どうなりたい?」でも書きましたが、斉藤さんもこう疑問をなげかけます。

最近よく離島振興に必要なものとされるのは、
交流人口の増加、一次産業の振興、U・Iターンの誘致など。

交流人口の増加?
じゃ~、何人来ればいいのか? たくさん来たら、どうなるのか?
100人しか来なかった島に、1000人来れば振興か?

一次産業の振興?
国全体の農漁業政策がなきに等しく、条件的に恵まれた本土でも大変なのに、
どうなったら振興したことになるのか?
農作物や水産物の販売額が、倍増すればいいのか? それとも、3倍?

「かごしま将来ビジョン(地域編)」の奄美編の巻末には有識者懇談会委員の名簿がありますが、地元の方だけです。
できたら外部の人、コンサルタントとかではなくて斉藤さんのような他の離島の現状を知っている方にも参加して欲しいなと思ったりします。



季刊ECOツーリズム46号

 当社(観光ネットワーク奄美)は日本エコツーリズム協会(JES)に個人会員として参加していて、金作原探検コースはJESおすすめのグッゴエコツアーとして認定していただいています。
 昨年末にJESさんから”グッゴエコツアーに参加した方の感想を紹介するコーナーに掲載したい”とご連絡をいただき、年末にご案内したお客さんに記事を書いていただいたのですが、26日に発行された46号に掲載されています。

季刊ECOツーリズム46号 表紙

季刊ECOツーリズム46号

 日本エコツーリズム協会*スタッフブログ*さんにも記事で紹介されています。
会報46号発行 【特集:動物園・水族館とエコツーリズム ~パートナーシップで新しい可能性~】
 JESの会員には配布されていますが、会員外の方も購入できるようです。詳しくは上記記事をご覧下さい。

 当社にも10部ほど届いたので数部を記事を書いてくださった方に発送しました。



オーストンオオアカゲラが帰ってきた(?)加計呂麻の森

先日、森林伐採に反対する加計呂麻住民の会(以下、住民の会)の方々にお会いした時に、加計呂麻の森に生息している希少動物の話も出ました。

 瀬武の神社に登った時もアカヒゲが多いところという話も聞いていましたが、そういえば昨年5月13日に地元新聞・南海日日新聞で加計呂麻島で始めてオーストンオオアカゲラが確認されたという記事がありました。諸鈍小中学校の校長先生が撮影したそうです。

 環境省自然環境局の生物多様性センターにもオーストンオオアカゲラは加計呂麻島には生息していないとされています。
 しかし、存続を脅かしている原因とその時代的変化についての部分を読む限りでは、加計呂麻島も生息していなかったのではなく、生息が確認される前に伐採された森から姿を消し、加計呂麻の森が復活してきたことによって帰ってきたと見ていいんじゃないでしょうか。

 今日の地元紙でも自然保護5団体が瀬戸内町に申し入れをした記事が紹介されています。

徒然なる奄美:加計呂麻島伐採問題3/27の記事

 また、住民の会の方からの情報で知ったのですが、「生物多様性基本法」というのがあるそうです。以下はWWFのサイトより抜粋です。
生物多様性基本法が成立!

 今回成立した「生物多様性基本法」は、これまでの日本に無かった、野生生物や生息環境、生態系全体のつながりを含めて保全する、初めての法律です。
もちろん、すでに国内には、「鳥獣保護法」や「種の保存法」「特定外来生物法」など、生物多様性の保全にかかわる数々の法律があり、施行されています。

  しかし、「鳥獣保護法」はあくまで駆除や狩猟などの対象となる鳥獣に対象が限られており、「種の保存法」や「特定外来生物法」も、それぞれ絶滅が懸念される少数の生物の保護や、特に被害が大きいと認められている一部の外来生物のみを扱ったもので、到底、生息環境を含めた野生生物の包括的な保全を実現できるものではありません。

 その点、生物多様性基本法は、これらの自然保護にかかわる法律の上位に位置する「理念法」であり、各法律の施行状況を確認し、必要であればその改正や状況の改善を求めることができます。

 また、生物多様性の保全に配慮しながら、自然資源を持続可能な方法で利用することや、環境を脅かす可能性のある事業などが開始される前に、問題を「予防的」に解決すること、またそれらの実施に際して一般市民の意見を考慮することなど、国際的には広く行なわれていながら、日本ではまだきちんと導入されてこなかった重要な政策が、この法律によって実現される可能性が高まることになりました。

 考えてみると当然のことですよね。
 鳥や哺乳類だけで生きていけるわけではなくて、餌も住処も必要です。
 1種類の生き物だけを守ろうとしても環境全体を守らないといけません。

 オーストンオオアカゲラだけじゃなく、もしかしたらアマミノクロウサギも・・・
(以下の話は架空の話です)

 昔々、大島では道路がどんどん出来て騒がしくなっても加計呂麻島は静かなゆっくりとした時間が流れていました。森も海も穏やかで人々と動植物ものんびり暮らしていました。
 ところがある日、バリバリと山が切り開かれてしまいました。
 住処となる森を無くした生き物たちは相談します。
 ”騒がしくて狭いけど、加計呂麻よりは住処となる森はまだ大島に残ってるようだよ。みんな引っ越そうか”
 鳥たちはさっさと渡っていきました。
 でも、アマミノクロウサギは飛ぶことも泳ぐこともできません。
 そこで、餌を求めて大島海峡を泳いでいくことがあるリュウキュウイノシシに相談します。
 ”私を背中に乗っけてつれてってくれませんか”
 こうやって加計呂麻の森からアマミノクロウサギは姿を消しました。
 ところがある日、大島に暮らしていたアマミノクロウサギにオーストンオオアカゲラから伝言が届きます。
 ”加計呂麻の森が元に戻ってきてるよ。自分たちは暮らせるぐらいになったから、君も戻ってこないかい。リュウキュウイノシシ君には伝えてあるから、今度渡って来たときに乗っけてもらいな”
 アマミノクロウサギは嬉しくて、いつ渡れるんだろう、帰れるんだろうと加計呂麻の森を望む大島海峡近くの森に足しげく通うようになりました。
 最近、大島海峡近くの山でアマミノクロウサギを多くみかけるのはその為かもしれません。
 いつかリュウキュウイノシシの背中に乗って加計呂麻の森へ帰っていくアマミノクロウサギを見ることができるかも。


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島で土地売買って大変なんです

 徒然なる奄美さんが住民グループ「森林伐採に反対する加計呂麻住民の会」が瀬戸内町役場にチップ企業が地権者から購入したチップ工場用地の売買のありかたについて質問、意見交換したという今朝の地元新聞の記事を紹介しています。

徒然なる奄美:加計呂麻伐採問題3/25の記事

住民グループ側の「企業が土地の権利相続人全員の同意を所得したのか疑わしい」と言う部分が気になります。

 確かに。
 島の土地売買、売買が割と頻繁に行われている市内や住宅地はいいんです。
 これが山林や放置された耕作地・田んぼとなると大変。

 私個人の話をすると祖父母・父母と亡くなり、笠利町にある土地は私が管理者となり固定資産税も払っていますが、なにせ昔のこと。登記をちゃんと変更していないので、名義は私ではありません。
 登記を私に変更しようとすると、登記上の人は既に亡くなっていて、登記上の名前は1世代どころか3世代ぐらい昔の人です。これを遡って、誰が相続権利があるか調べ、すべての相続権利を持っている人の了解をもらいって印鑑をもらわないといけないのです。
 当然ながら相続権利を持っている人は島内に全員いるわけではなく、住所さえわからない人もたくさん出てきます。
 農地改良工事の際にも分厚い承諾書が届き、全部印鑑をもらわないといけない場所についてはあきらめて、農地改良工事から外してもらいました。

 農地改良工事や地籍調査をしている方からも、島の場合は口約束で売買を行って、登記をきちんとしている例は少ないということでした。

 今回のチップ工場用地は元・田んぼだったところでかなり昔で放置されていたようです。
 購入となると当然、登記の変更が必要です。
 住民の会の方々はこの点をついているんでしょう。


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