湯湾岳はダメージ無し

 今日は共同通信の記者の方と大和村から宇検村、主に湯湾岳周辺の状況を確認に行きました。
 奄美市名瀬根瀬部から大和村国直への山道、そしてマテリヤの滝へと続く毛陣トンネルまではあちこちに崖崩れが起きていて、片側通行の場所も多くありました。
 しかし、マテリヤの滝へ行ってみると拍子抜けするほどに何も変わっていません。

送信者 島内めぐり201009

 さらに湯湾岳の大和村側、9合目からの木道は変化もほとんどなく、地表もえぐられたような形跡はありませんでした。
 あと1ヶ月もするとユワンツチトリモチも例年のように赤い花を見せてくれるでしょう。
 湯湾岳の宇検村側も大丈夫で、道端では満開のヤマヒヨドリバナとツワブキの花にたくさんのアサギマダラが群れていました。

 その後、マングローブの中をカヌーで回ったのですが、役勝川の主流はさすがに岸があちこちえぐられたような形跡がありましたが、水路は全然大丈夫です。一昨日・昨日と清掃作業をしてくれたおかげで水路を塞ぐような倒木もありません。

 あちこちの崖崩れの跡を通るのは注意が必要ですが、それさえクリアすれば、これまでのように奄美の自然を楽しむことができます。
 皆さん、奄美へお越しください。

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