昨日はお休みでしたが、思い立って加計呂麻島へ行ってきました。
諸鈍のデイゴも気になっていましたし、ツアーとしても昨年の11月に訪ねて以来です。
早起きできたので7時の瀬相行きのフェリーに乗船して、7時半には加計呂麻島瀬相港に到着。
加計呂麻での移動手段としては、4月末から始まったE-Bikeレンタルの利用も考えたのですが、キックボードを持っていくことにしました。ブレーキも付いていますし、折り畳むとバスにも持ち込めます。
上り坂は歩けばいいかという軽い考えでスタート。
加計呂麻トンネルを抜けて於斉のガジュマルにて、寅さん記念碑の前においてあるのがキックボードです。
佐知克(さちゆき)の坂を登り始めると、右手に林道。秋徳集落の裏に抜ける林道で、以前から気になっていたのですが、お客さんをご案内中に入るにはリスクが高いし、ということで、今回、歩き&キックボードならと通ってみました。普段はあまり車は通行しないのか、両脇からススキや枝などがせり出ています。車で入らなくて正解です。
頂上にはNTTとKDDIの中継局がありましたから、保守に車は通ってるんですね。
秋徳集落の外れの海岸線に降りると未舗装の地道でした。秋徳集落奥の川にはオオウナギが悠然と泳いでいます。野見山からの峠を降りた諸鈍長浜の端の川にも2匹のオオウナギを見ることができました。
野見山から諸鈍までの最後の峠を越える途中、振り返ると通ってきた山々と野見山集落がきれいに見えました。
諸鈍のデイゴ並木はすっかり葉っぱが生い茂り、花は少しだけ残っていました。
生間港に到着すると11時半。瀬相港から約4時間です。
港にはウミガメが悠然と及んでいたり、バシャバシャと水面が騒がしいのでよく見ると、小魚の群れにギンガメアジが数匹襲いかかっているところでした。
天気予報では晴天でしたが、実際には曇り空。おかげで日焼けすることも、汗だくになることもなく、なかなかいい散策でした。
歩いたりキックボードでゆっくり通ることで、気づいたことがあります。加計呂麻島の道沿いにヘゴ類、ヒカゲヘゴが見かけなかったこと。野見山から諸鈍への峠の登りと下りに一部あったぐらいです。
本島では林道といわず国道でも、あちこちでヒカゲヘゴを見かけるのに対して、何故でしょうか。
まぁ、あらためて奄美市名瀬の市街地でも注意してみるとまったくみかけない場所も多いので、加計呂麻島だけのことではないようですが。もうちょっと、注意して観察してみたいと思います。
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